最近、TikTokやXなどのSNSで「もんた界隈」という言葉を見かける人が増えています。
なんとなくミステリアスで、不思議な雰囲気のある動画や画像が「もんた界隈」として話題になっています。
「もんたって誰?」「界隈ってどういう意味?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「もんた界隈」の元ネタや名前の由来、なぜ流行っているのか、そして2025年7月現在の最新動向までをわかりやすく解説します!
SNSでの流行に詳しくなりたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
もんた界隈とは?意味を簡単に説明!
「もんた界隈」とは、TikTokやXで流行しているネット用語で、特定の投稿スタイルを持つ人たちを指します。
特徴的なのは、
- 無表情で独特な自撮り
- 教室や机の上に足を乗せるポーズ
- 少し切ない・エモいBGM
- 意味があるようで意味がわからないキャプション
など、「どこかシュールでクセになる投稿」が目立つことです。
「界隈(かいわい)」という言葉は、「あるジャンルに属する人たちの集まり」を指すネットスラング。
つまり「もんた界隈」とは、「もんた風の雰囲気をまねした人たちの集まり」とも言えます。
もんた界隈の元ネタは?名前の由来と発祥を解説
もんた界隈の元ネタは、TikTokで2025年2月ごろに話題になったMONTA(もんた)さんの投稿です。
制服姿で、教室の机の上に足を乗せ、無表情でカメラを見る。
そこに「不可思議のカルテ」という少し切ないBGMが流れ、不思議で独特な世界観が完成しています。
この動画が拡散され、「MONTAさんみたいな雰囲気の投稿=もんた界隈」と呼ばれるようになりました。
つまり、もんたさん本人のスタイルが“元ネタ”そのものというわけです。
元々は個人の投稿だったものが、あっという間にネット上でミーム化(ネタとして拡散)され、多くの人が真似するようになったのです。
もんた界隈の流行のきっかけはTikTok動画!
もんた界隈がここまで広がったのは、TikTokに投稿されたある1本の動画がきっかけです。
▼ 話題になったポイント
- 制服+机の上に足+無表情という強烈なビジュアル
- BGMに「不可思議のカルテ」(アニメ『青春ブタ野郎~』のED曲)が使われていた
- コメント欄では「なんかわかんないけど好き」「中毒性ある」と話題に
この動画は、再生回数670万回・いいね数43万件以上を記録し、TikTokのおすすめ(For You)に大量に表示されました。
すると、それを真似した動画や“もんた風加工”が次々と投稿され、TikTok全体で「#もんた界隈」がトレンド入りしたのです。
もんた界隈が広がった理由は?
もんた界隈がここまで人気になったのは、Z世代(10代〜20代前半)に刺さる「エモさ」があったからだと考えられます。
具体的には…
- 表情のない自撮り → 「感情を出さない=逆に感情を感じる」
- 不自然なポーズ → 「現実離れしててアートっぽい」
- 意味深なテキスト → 「何を言ってるかわからないけど、なんか好き」
というように、理解できないのに惹かれるという独特の感覚が、多くの若者に受け入れられています。
また、「量産型の投稿」や「キラキラした自己アピール」に疲れてしまった若者にとって、もんた界隈のような無機質で感情を抑えた世界観は、逆に“自分らしさ”を表現できる新しいスタイルとして注目されたのです。
今日好き出演で話題が全国区に!MONTAさんの現在地
さらに、もんた界隈の元ネタであるMONTAさん(藤永紋太さん)は、ABEMAの人気恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。ハロン編』に出演し、2025年6月ごろから一気に注目を集めるようになりました。
番組内では、もんた界隈とはまた違った素の表情を見せ、「ギャップがすごい!」とSNSでも話題に。
これにより、TikTokだけでなくXやYouTubeでもMONTAさんの名前が広まり、「もんた界隈ってなに?」と気になって検索する人が急増しました。
つまり、もんた界隈のブームはSNS発信のバズ → テレビ露出による拡散という流れで、より大きな広がりを見せたのです。
SNSの反応は?怖い?クセになる?賛否両論の声
もんた界隈については、SNS上でも賛否が分かれています。とくにTikTokやXでは、以下のような声が見られます。
肯定的な意見
- 「世界観がすごい。もはや芸術」
- 「意味不明だけどクセになる」
- 「なんかエモくて泣きそうになった」
否定的な意見
- 「怖い、宗教みたい」
- 「なにを伝えたいのかわからない」
- 「不気味でちょっと苦手」
このように、もんた界隈は「よくわからないけど印象に残る」存在であり、それがミームとしてさらに拡散される理由にもなっています。
まとめ
「もんた界隈」は、たった一人のTikTok投稿から生まれた、Z世代発の新しいネット文化です。
- 発祥はMONTAさんのTikTok動画
- “わからなさ”が魅力という、ミステリアスな世界観
- SNS×恋リア出演で一気に全国区へ
「個性を出す」ことが難しい今の時代に、個性を隠すことで逆に際立つもんた界隈の存在は、これからも注目されていくかもしれません。
あなたも一度、その世界をのぞいてみてはいかがでしょうか?